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執筆者の写真学生NGO団体 PRENGO

夏季渡航6日目

こんばんは。


活動6日目より新支援部は次の支援地の調査のためにスリン県とチェンライ県に分かれての活動となります。


スリン県では、新支援地の候補の1つであるカナー村を訪問しました。


始めに校長を含めた小学校教員とのミーティングを行ない、どのような学校なのか知るために様々な質問をしました。


内容としては、児童の将来や学習状況や食生活について詳しく伺いました。


カナー村の小学校は児童にとって、充実した学校生活を送ることができる状況下であることがわかりました。


それは教員の方や現地住民が協力をして児童の教育に力を入れる体制がすでにあるからだと考えました。


スリン県には初等教育事務所が3つあります。


午後にはそのうちの1つを訪れ、県内での教育の質の差や地域ごとの問題解決方法について質問をしました。


スリン県では国境沿いと街中にある学校で貧富の差や学校の設備の充実度の差があることを知りました。


それにより地域によって児童の学力の差が生じる問題が起因しているという情報を得ました。


これから先もこの状況が続けばこれらの差は縮まらないままとなるため、所長は現在の状況を打破するために人材面や予算面より対策を取っていてこれからもっと発展していきたいと言っていました。


これにより私たちは対面で話を聞くことによって詳しい情報や問題の深刻さを知ることができました。

新支援部チェンライ組は早朝にチェンライ空港に到着後、コミュニティ開発事務所に訪れました。


そこでは国税調査の結果をもらい、開発事務所のビジョンとミッションといった理念や、チェンライを象徴する植物、OTOP商品、人口そして平均所得といった基本情報の詳細を知ることができました。


新支援地を探している私たちにとって支援地決定の判断材料となるチェンライの現状の細かい数値を知ることができました。


次に、教育事務所に訪れ、村の学校の現状を教えてもらい、現状とそれを踏まえた上での問題を教えてもらいました。


事前に考えていた質問のおかげで教育事務所の心境や考えまで詳しく聞くことができました。


これらは基本的な情報かつ、重要な情報であるため、しっかり整理して活かしていきます。


最後に、チェンライでNPO団体を運営しているアリヤさんの仕事場へ伺い、村人からみたチェンライの現状や歴史を教えていただきました。


また、今後の展望であるアリヤさんが運営している現地のNPO団体について教えていただきました。


アリヤさんの仕事場では子供やその親が手作りで作った刺繍商品が並んでおり、ひとつひとつにストーリーが込められていることを知ることができました。


アリヤさんは私たちの活動に非常に関心を持っており、明日もアリヤさんの案内の元、活動を進めていく予定です。

商品開発部は、商品の作成や販売に関わっている村人と、商品のオンライン販売や香り袋の新しいデザインに関するミーティングを行ないました。


新デザインの作成の際にはPRENGOメンバーも一緒に作成を行ない、楽しい雰囲気でミーティングを行なうことができました。


これらの話し合いではオンライン販売や新デザインに重きを置いて話し合いました。


これらのミーティングを通して、新しい商品のデザインを決めることができたと共に、商品の価格設定に関わる大事な情報も得ることができました。


オンライン販売に関しては、作成者の人数が不足していたり、オンライン販売に使用するウェブサイトの管理を行う人がいないという理由から却下され、キーホルダーと香り袋の販売に力を入れることとなりました。


その後、商品の作成者と販売場所を訪問し、現在販売されている商品の売れ行きや、受注や発注の仕組みがどうなっているかを確認しました。

活動内で、PRENGOの活動の裏側を支えてくれている現地の方とお話をすることで改めて彼らに感謝をしなければいけないと感じました。


今回得られた情報を今後に生かしていきたいと思います。


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