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執筆者の写真学生NGO団体 PRENGO

春季渡航 8日目

皆さん、こんばんは。


約1週間におよぶスリンでの活動も最終日となり、各部署が最後の活動を行ないました。

 

農業部は午前中、村の農家の協力者とミーティングを行ないました。


そのミーティングでは、次渡航に行なう活動について話し合いました。


有機野菜を売るマーケットの開催や児童の食育活動の提案をした上で、協力者からそれぞれの活動についての意見や日本の有機農業に関する知識や方法を知りたいという要望をもらいました。


次渡航でこれらの意見を活動に反映させ、協力者と共に活動に取り組んでいきます。


午後からは、PRENGOがスリンの次に支援する地域についての情報を収集するために、カナー村というカンボジアとの国境近くにある小学校を訪問し、村の立地環境や小学校の設備を視察しました。


その中で、小学校の教室や運動場などの教育環境は充実していました。


また、村の中に水源地があり、乾季による水不足の問題はないことがわかりました。


今回の訪問から得ることができた情報はPRENGO全体で共有し、新支援について考えていきたいと思います。


 

 商品開発部は午前中、スリン県のテンミー村にあるOTOP商品などを販売している施設を訪問しました。


ちなみにOTOPとは、「One Tambon One Product」の略称で、大分県発祥の一村一品運動をモデルに、タイの地方経済を活性化することを目的とした国家プロジェクトのことです。


その施設では、現地の人がハンドメイドで作ったアクセサリーやバッグ、リュックサックを販売していました。


また、現地で養蚕し、特産物でもあるシルクの作り方の見学をしました。


そのシルクは後にその施設で販売されるハンドメイドの商品になります。


シルクで作られた商品は質も高く、観光客からも人気があることがわかりました。


商品に関連したもの以外にも、コミュニティで得た利益の配分方法や組織形態について聞くことができました。


今日得ることができた多くの情報を、商品開発コミュニティの活動に反映させていきたいです。


午後は、コーガプー村の集会所にてコミュニティのメンバーを対象にコミュニティの管理者の決定、利益の内訳、そして今後の活動について話し合い、それらを全て決定することができました。


その後、防臭袋と新商品のキーホルダーを納入するために、各販売先を訪問しました。


今渡航中に商品の納入を完了することができたので、商品開発コミュニティの活動が円滑に進むよう、国内から管理者に連絡を取りたいと思います。


今渡航のスリンでの活動は終了し、明日はバンコクへ向かいます



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