活動3日目が終了しました。
児童教育部は、他村の教育現場を見学するために、スリン県内に位置するチョークタイ村の学童教室を訪問しました。
学童教室では、以前NGOとして活動を行なっていた職員の方と共に児童との交流活動を行ないました。
午前は児童と絵を自由に描いて1つの作品を作る活動を行ない、そこでは児童が積極的に活動に参加している様子が見られました。
その後児童と一緒に昼食をとり、午後は児童に対し、日本語を教える授業や日本の伝統的な遊びである折り紙をして一緒に遊びました。
児童や職員の様子から理想の教育現場とは何かを考える良い機会になりました。
農業部はコーガプー村を周りながら、農業を研究しているラチャパッド大学の学生と共に村の農業に関する調査を行ないました。
調査内容は農家の畑や農作物の状況の確認に加え、それらに関する問題を洗い出しました。
現地の学生から実際に村でどのような問題が発生しており、それを改善するために何をする必要があるかを教わることができたため、学びの多い活動になりました。
午後は村周りで得た、コーガプー村の農業に関する問題点やその改善方法の情報を整理しました。
農業に関する専門知識を持つ学生と今の村の現状について話し合うことができ、充実した活動になりました。
今後、村の協力者と一緒に活動する際に今日得た多くの知識や情報を活かしていきます。
商品開発部は現在防臭袋を作っている一人の女性の話を村人に伝える研修会を行ない、村内での防臭袋の認知度向上を図りました。
これまでPRENGO と協力者がどう関わり、防臭袋を作ってきたかを集まった村人に共有することができました。
その上で、多くの村人を巻き込んだ新たなコミュニティを作って商品開発を行ない、村全体の利益とコミュニティメンバーの収入の向上を目指す新しいプロジェクトを提案しました。
この会で、村やスリン県を象徴する商品を作成することが決まりました。
村人から今後作っていく商品についての多くの意見も得ることができ、協力者になっていくメンバーも決まったため、これから本格的にコミュニティをどう動かしていくか考えていきます。
35度を超える暑い日が続きますが、日中の活動では水分をこまめに取りながら活動に取り組みたいと思います。
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