市場開発部は、最初にRatchapat Surin大学にて地域開発学を教えているLadawan(Pui)先生とその学生11人の元を訪問しました。互いに自己紹介をした後、Pui先生から地域開発での学びと、それを通した学生の活動について話を聞きました。4年生では地域開発の企画を学生自ら考え、実行するそうです。次にPRENGOと市場開発部についての大まかな情報とこれまで行ってきた活動について紹介した後、2つのグループに分かれ学生と意見交換を行いました。実際に販売経験のある学生もいたため、実体験を経た意見やアイディアを聞くことができました。
午後は、スリン県Ban Takhian Subdistrict Health Promoting病院を訪問し、スタッフにラムドゥアン郡の保健や衛生に関する現状を教えてもらったり、PRENGO側から質問をしたりしました。衛生分野も1つの軸として考えていきたい市場開発部にとって、有益な情報となりました。その後、これまでの活動の改善点と今後の活動の方向性に加え、現地協力者であるThipbamrung Sanyaさんと市場開発部の関わり方について話し合いました。企画を実施するにあたり、協力者との関係性構築は重要になってくるため一つひとつの段階を慎重に進めていきたいです。
交流部は、Ampun幼稚園に訪問し、園児と交流しました。村人が歓迎を称し、健康や安全、将来安泰を願ってオレンジ色の紐をメンバーの手首に結んでくれました。これは有名なタイの東北、北部地方の伝統的な文化で、結び紐をすることによって幽霊から守ってくれるという言い伝えがあります。さらに、園児が練習してきた踊りを披露してくれました。校舎の外にある花壇に様々な種類の植物を植えた後、遊具を使って遊びました。屋外から教室に戻る際に自ら手洗いうがいをする園児らの様子がうかがえました。また、屋内ではすぐに片付けを始めたり、感謝の気持ちを伝えながらお弁当を受け取ったりする様子が見受けられました。園児が昼寝をしている間、交流部メンバーは村人が育てた鶏の焼き鳥や、パパイヤサラダのソムタムなどのタイ料理を振舞って頂きました。
午後は、二国間マーケットの準備と振り返りミーティングを行いました。先日行った「やりたいことをやる教室」の改善点や良かった点を再度メンバーで確認し合いました。
教育部は、昨日と同様にWat Thaksin Waree小学校を訪問しました。今日は低学年の児童を対象に、日本国内からオンラインで行っていたEnglish Stationという英語の授業を行いました。まず、1年生に数字とアルファベットの授業を行いました。メンバー手作りのかるたと歌で楽しく英語学習を行いました。2、3年生の授業では授業開始前に英語学習への意欲に関する調査を実施しました。その後、数字とアルファベットに関する単語を身体で表現するゲームを通して学習しました。身体で感情表現をするゲームでは児童が楽しんで学ぶことができ、他クラスの児童や先生が集まってくる程に盛り上がりました。国内で半年間練り上げてきた企画が成功したのでよかったです。明日もWat Thaksin Waree小学校を訪問するため、学生の目標達成の経過を見守って行きます。
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