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執筆者の写真学生NGO団体 PRENGO

2022年度夏渡航5日目

2022年度夏渡航5日目


こんにちは!今日はタイの幼稚園訪問とTo Be #1 活動見学、農場見学、U-Lokコミュニティ訪問、Rabo Chiaマーケット見学を行いました。タイの保育園訪問には、実際に訪れることでタイの幼児教育の現状を知り、今後の渡航での活動につなげるといった目的があります。そして、農場見学には、ラムドゥアン郡の人々のほとんどは農家ということで、農業の現状について知り、今後の支援活動に活かすという目的があります。

まず、地域の人々と共に祠に訪れ、私たちのタイでの活動の成功を願い、お祈りをしました。そして、メンバー全員に向けてタイに古くから伝わる伝統的な儀式を行って頂きました。


次に、Baan ampun保育園に訪問しました。幼稚園が抱える問題点としては、地域の子供たちの両親はバンコクに出稼ぎに行っているため、子供たちのお世話が行き届いていないという点が挙げられました。子供たちとは、シャボン玉遊びとそりレースをして交流しました。これからもタイの子供たちが笑顔で楽しく過ごせる環境づくりに尽力していきたいです。


次に、To Be #1 活動見学を行いました。始めに、To Be #1 のアドバイザーのThanongsak Teantongさんからこの活動の趣旨を伺いました。To Be #1 には3つの柱があります。1つ目は役員会です。24歳以下の青少年が役員を担い、運営をしているそうです。2つ目は基金です。グループが運営している釣り堀の利益等や支援金を活用して地域の子供たちとの活動費用に当てているそうです。3つ目は活動です。彼らは活動をする上で、目標を立てた後に、3つの戦略を立てており、1つ目が薬物に関する問題解決、2つ目が子供たちの健全な心の育成、3つ目が他の地域に向けた活動の宣伝です。これらの3つの戦略を軸に、子供たちの空いてる時間を有効活用して、子供たちがやりたい活動や将来に繋がる活動を行うことで、子供たちに薬物に関心を持つ隙を与えさせず、地域の人々が自分たちの住む地域で働ける環境づくりに取り組んでいるそうです。


次に、Lamduaan Flg Choktai Villageの農場を訪れました。ここではもともとイチジクやステビアを育て、オンライン販売を行い、各地に郵送をしており、最近ビンロウの苗木作りの活動も始めたそうです。毎週末、子供たちが農場を訪れ、ビンロウの苗木作りをし、4つ作ったら1バーツずつ子供たちにお給料を支払い、子供たちが地域で働ける環境づくりにつなげているそうです。


次に、U-Lokコミュニティを訪れました。このコミュニティの人々は学校に安心安全な食を届けたいという気持ちから農業活動を始めたそうです。今季は雨の影響で畑仕事が上手くいっていないそうですが、コミュニティの方々の地域の子供たちに対する想いを知ることができ、充実した時間を過ごすことができました。


最後に、Rabo Chiaマーケットを見学しました。メンバーは、マーケットに並ぶ個性豊かなタイ料理を前に、胸を高鳴らせている様子が見受けられました。


今日の活動を通じて、地域の人々や各コミュニティの人々が子供たちのために活動に取り組む姿を知ることができたため、今後の支援活動に繋げていきたいです。

明日はいよいよ二国間マーケットの準備がスタートします。

次回の投稿もお楽しみに!

(2022/9/2)

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